家のお向かいさんが大々的にバーベキューをやっていて。
「いっしょに食べてって」なんてお誘い頂いて。
ビールもらったり焼きそば作ってもらったりして。
帰ってきたら、マンガみたいにバタンキューってかんじ。
船長はわたしが寝コケてるのを横目で見ながら、
気力で釣果HPを書いたみたい(ちょっと尊敬)
船長もそのままそこらへんに転がって寝たそうで。
だいぶ長い昼寝から、朝3時に目覚めて。
ご飯作って港行ってカツオ船とアジ船を見送りして帰ってきました、おはようです。
やっぱり、カツオ船は体力勝負みたい。
1日太陽の下にいるだけで、へばっちゃうわたしは未熟者でしょーか;
昨日は「仲乗り+コマセ撒き係り」として乗って行ったのね。
コマセの準備、氷出し。掛け声係り。
お昼寝中な方起こし係り。取り込みタモ係り、その他雑用〜
船長は上に上ってリモコンで操船してるから、
船長が下に降りなくて済むよう動けたらいいな、と思っているのだけれど、
まだまだ勉強不足でごめんなさい・・・。
朝6時半頃から、カツオの群れ。
投入、移動、投入・・・・
8時前で「もう10時過ぎかと思った」と皆さん言ってたぐらい、
朝の2時間が忙しかったです。
わたしも、朝1の投入で、1本。
明日のおばあちゃんちのお盆に持って行きたかったので、
お土産できてよかったよかった。
わたしは2本以上禁止指令でてたのね。
なぜかというと、クーラーBOXが無いから!
宿にあるクーラーは、船と宿にコマセの予備を入れて置く用に使っていて、
カツオが入る位の大きさのクーラーが余ってないの。
「クーラーほしいな。」
「発泡スチロールで充分」
「2本しか入らないじゃん」
「2本で充分でしょ」
「・・・・」
まあ、結果。
発泡スチロールで充分だったんだけどね;

いつの日か。
「ほら入らないじゃん、クーラー買ってよ。キメが入るぐらいのでっかいやつ」
と言ってやりたいです。
寄港30分前。
戸田の港のすぐ入り口のあたりで。
「なんか見える」
「どこどこ?」
もう、半分お昼寝状態だったみんなが、しゃきっと起きた!
「なに、あの尖がり?」
「カジキだーーーーーーー」

「だれか、ルアー持ってる人投げて〜」
一人、ルアー持ってるお客さんがいたのね。
ルアーをカジキの方に投げる。
ルアーが動く。
息を飲んで見守るその他。
わたしの脳内モウソウは、釣りキチ三平のブルーマーリン編
(三平が、ルアーでカジキを釣る話)
船のすぐ側に、カジキ。
もう、コウフン状態。
20分ぐらいかなあ。
残念ながらカジキが見えなくなってしまって港に帰ってきたのだけれど。
戸田沖なんかにあんなでっかいのがいたんだね。
最後に、いいものが見れて。とっても楽しかった!
・・・さて。
カツオ釣りとはあまり関係ないことだけれど、
実は、後で聞いたらものすごく恥ずかしかったことがありました;
<つづく>
<つづき>
船の無線。
船釣りする方なら、ちょこっと小耳に挟んだことがある方がほどんどだと思うけれど。
駿河湾では、634という波で話しをするらしいのね。
100隻ぐらいのカツオ船団は、どの船も聞いているであろう、波。
「こっちでカツオ見えた」
「いま食ってるよ〜」
なんて無線が聞こえたら、
ダアアアアアアアアアアアアアっと船を走らせたりするし。
昼間の634の無線の波は、カツオの情報チャンネルだと思っていいとおもう。
朝8時位かなあ。大船団でカツオをエイエイしてる時。
隣の船に船長が「おはようございます」とマイクで話しをしていたので、
わたしも「おはよーございますー」って、手を振ったのね。
投入してコマセ撒いて・・・わたしは必死で無線なんか聞こえなかったのだけれど。
634無線(カツオ情報チャンネル)で、
お隣の、たいほう丸の船長さんから
「福将さん、船に乗ってる女の子、かあちゃん?」
と聞かれたらしい。
返事をしたものの、他の人声とかぶっていたらしく聞こえなかったみたいで。
もう1度同じこと聞かれて
「そうです」と答えたそうな。
しばらくして、またカツオを囲んでいるとき
お隣に並んだ、かじ丸の船長さんから、やっぱり634無線(カツオ情報チャンネル)で、
「声はかわいいな」みたいな事を言われたらしい。
家に帰ってから聞いた話しだっらから、びっくりしたけど。
わたしの「がんばって〜」とか「あげてくださーい」とかの声が、
うちの船の周りにも、よぉく聞こえていたらしい。
・・・・なんか恥ずかしいね。
5年ぐらい声楽をやってたのと、肺活量たっぷりなのもあって。
声がデカイし、よく通るらしいのねなぜか;
「マイクより聞こえる」とお客さんに言われたぐらい><
というわけで。
「なんか、駿河湾デビューしちゃったよ?」
「はぁぁ?」
「今日、あそこにいた大船団のほとんどの船が聞いてたと思うよ」
と船長に言われて事の次第を聞いて。
とってもフクザツなのでした。
みんなが聞いてる無線の波で、そんな話ししなくても・・・って。
これからは、もうちょっと小さい声でしゃべろうかなとか。
綺麗どころじゃなくってすみませんとか。
・・・・いろいろ考えました;